園庭で…何やら集まっている年少児。話し合っている?…というより、一人の子は泣いているのかな?友達が顔を覗き込んで話しかけたり、頭をなでたり…。
でもしばらくすると、泣いていたと思われる子も笑顔になりまた一緒に遊び始めました。
今までは先生を中心につながっていた年少児が友達同士でつながることが増え楽しそうな時もあれば…そうでない時もあるようです。泣いている子が、自ら転んでしまったのか、いやなことがあったのか、思うようにいかないことがあったのかはわかりませんが、友達とのやり取りを通して、自分の気持ちに折り合いをつけ切り替えていったのは確かです。
集団生活の中、たくさんの子どもたちの「思い」がありそれを友達との関わりの中で何らかの形で出しながら生活しています。ぶつかり合うこともあるでしょうし、我慢してしまうこともあるでしょう。でも、どこかで自分で気持ちの折り合いをつけ、楽しくなること、思うようにいくことを経験する機会でもあるのです。そんな機会に介入しすぎず、でも時に大人から助け舟も出しながら、「でもやっぱり楽しい!」と友達との関わりが広がるように声をかけていきたいです。